コンドリュール(丸い粒)が観察できるようにカットしています。
コンドルールまたはコンドリュール(chondrule)とは、多くの隕石に含まれている球状の粒子である。コンドリュールという名称は、古代ギリシャ語のchondoros(『粒』)に由来する。
コンドリュールは、多くの隕石中に見られる。コンドリュールを含む隕石はコンドライトと呼ばれる。コンドリュールの大きさや、含有量でコンドライトは分類される。
コンドリュールは1500℃から1900℃に達する急な加熱の後、急速に冷却されたことによってできたと考えられている。隕石の母天体である小惑星に成長する以前に、宇宙空間で形成されたと考えられており、その熱源がなんであったかについては色々な説がある。太陽系の形成時の情報を多く有していると考えられることから、コンドリュールについて様々な研究が行われている。
新鮮な隕石は切断面も錆びていることが少なくコンドリュールもはっきりと確認できます。
コンドリュール =微細な輝石や角線石の集合。重力がない宇宙では球になる。


落下後、長期間経過後回収された隕石は表面が錆により焦げ茶色に変色しており、内部もコンドリュールの一部が溶けて穴があいていることもある。
切断面を斜めから反射させてキラキラ光っている物質は硫化鉄、鉄ニッケルの合金です。
落下地:サハラ砂漠北西地域
NWAはNorth West Africaの略です。