研磨加工が全くなされていない原石の中で、特に小さい結晶を観賞用に飾る際に一苦労されている方が多いのではないでしょうか?
今回は鉱物標本をオシャレにディスプレイしたい人の為に、あると便利なグッズを紹介致します。

グルーガンで鉱物を固定するのって面倒じゃないですか?
鉱物の足場を固める方法の一つとしては、熱した樹脂を固定したい部分に塗って、冷やして固めるという手法があります。
有名であるのが、工作用で使われるグルーガンです。
主に銃の形をしている持ち手に、スティック状の樹脂を弾丸の様に設置して使います。
お手軽で中々使い勝手が良いのですが、透明に固められる活躍以外に大したメリットはないです。
デメリット
- コードを繋ぐので、コンセントの近くでしか作業できない。
- 固定物が外れた時に、再度接着するのが面倒くさい
- スティックの在庫切れで、作業に取りかかれない
- そんな毎日使うものではないので、機会が訪れるまで保管しておかなければならない。
- 買い足す時に、スティックのサイズが合ってるか不安
いくつか不便な点を挙げてみました。
一つづつ詳しく解説していきましょう。
1.コードを繋ぐので、コンセントの近くでしか作業できない。
そのままですが、これが1番ダルいポイントです。
更に安物だとコードが短いのが多く、動作範囲が狭まって煩わしい。
2.固定物が外れた時に、再度接着するのが面倒くさい。
樹脂を固めた台から、触った時の衝撃で結晶などがポロンと取れてしまうことがあります。
しまっていたグルーガンを出して温めてから付け直すというのがすぐ直したい人にとってはストレスを感じるでしょう。
③のスティック切れだったら尚更ショックは大きいです。

④そんな毎日使うものではないので、機会が訪れるまで保管しておかなければならない。
使用頻度が低いものを保管しておくとドンドンとモノが溜まっていく傾向に陥りやすく、快適な空間を築けません。いつか使うモノって案外迷惑なことが多いですよね。
ミネラルタックであれば、使う割合を増減してピッタリ使い切ることができます。
使おうと思った時に充分な予備がなくても、過去に固定した多いところから少し取るという一時凌ぎができますよ。
⑤買い足す時に、スティックのサイズが合ってるか不安。

出先でスティックを購入しようとした時に、7mmとか7.5mmとか色々あって、持っているグルーガンに合うサイズはどれだっけ?ってなることもしばしば。
サイズが合わなければ補充できなかったり、スカスカで上手く出てこないことがあります。
いかがでしたでしょうか。過去に経験した効率の悪さをもとにデメリットを挙げてみました。
こうした悩みを払拭してくれるアイテムがミネラルタックです。
コレクターの必需品! 鉱物固定用ねんどのミネラルタック
通称ひっつき虫という名前でも出回っていますが、弊社ではミネラルタックという商品名で販売しています。
取り外しがラクラクで、何度でも消費せずに使えます。
思った位置に好みの傾斜で固定できるので、SNS用の写真を撮影する時にも便利ですよ。

汚れ防止の青いフィルムをはがして使います。
ミネラルタックのデメリットとしては、埃がついてしまうくらいでしょうか。


自立しにくい原石を立たせるのにとても便利です。
平置きだったお手持ちのコレクションがよりいっそう魅力的にディスプレイできますよ。

天然石を商品として販売している方でしたら、
鋭利で繊細な部分はカバーして保管すると◎
安心して梱包できますよ。

ここでライフハック! ライターがあれば樹脂を直接炙って、溶けた瞬間に結晶をさせば元どおりにできます。