隕石起源の天然ガラス 「テクタイト」

地球に衝突した巨大隕石のエネルギーにより、気化した地表の岩石や砂が上空で急冷して固まった珪酸の富む天然ガラスです。これを溶かすには2,400℃に熱する必要があります。
南アジアから東南アジアの各地方で発見されているものは黒くて球に近い形をしている。
それらはまとめてインドシナイト(Indochinite)と呼ばれており、約78万年前の隕石落下により生成されたと考えられています
レアな鉄アレイのような形
上空で固まるときの条件により色々な形のものが見つかっていますが、このダンベル型も自然のかたちです。
非常に珍しく、発見されているテクタイトの8%だといわれています。